気を遣う 気付きのはなし

相川に並行して走る、垂井町を代表する桜並木の道路。

草はぼうぼうになるまで放置。道路と歩道の境目には長年堆積した土砂。

もちろんそこからも草が生える。

見るに見かねて一斉清掃ボランティアを試みる。

作業員は桐建メンバー4名。人力積込で3tダンプ2台分の土砂を撤去。

誰にも気づかれず、3週間の日が流れる。

ボランティアは、人知れずやるもの。誰かのためを思いやるもの。

そうなのかもしれない。だから自分が気分良ければそれでいいと思ってた。

だけど…

ひとつボタンを掛け違うと、想いがあふれる。

ほしかったのはたった一言。「きれいになったね、ありがとう」

町を想い、地域を想い、ボランティアすることを決意した。実行もした。結果も出した。

ま、独りよがりなので何も言うまい。
¥5,000-の小修繕。役場で顔を見た担当者から「ありがとう、助かったわ」

やってよかったと思う。金額や内容ではない、心からの気遣いからあふれる声かけ。

私も日々の仕事で言えてない。もっと言わないとなぁ。みないとなぁ。

気持ちで動く、言葉で動くのは、心です。心が動くと行動になる。

ものすごく当たりまえのことなのに、できないんだな。

人のふり見て、我がふり直せ。

嫌な思いをさせないため。私も心に余裕をもって。

ほしい言葉を、かけれる余裕を、心の広さを。

寒くなる季節、温まる一言を1日ひとこと。目標に生きるのも悪くない。

心を動かす「ありがとう」をいえるように。もらえるように。