筆談でありがとう

「ガラスが割れた、交換してほしい」

私達は、発する言葉でこんなに簡単なことを当たり前のように伝えることができる。
耳が不自由なお客様に教えられた。
伝えられないもどかしさはあれど、筆談と満面の笑みで伝えてくれた。

ありがとうは、心の叫び。

言葉が無くても伝わることを学んだ。

手話と共に満面の笑み。
身振り手振りと言葉にならない発声。
すごく感動しちゃって、久しぶりにブログ。

私達は当たり前のように5体満足。

目もみえる、耳も聞こえる、言葉も巧みに使うことができる。

こんなに素晴らしく、幸せなことはない。

それでも毎日、いろんな事柄に対して、不平や不満をタレル。

不平や、不満、憤りをタレル口や耳、目であってはもったいないし、申し訳ない。

いままでもきっと、そんなことは道徳で習ったし、理解して生きてきたつもり。

現実的に、不自由を持たれた方と心が触れると、今までの自分が恥ずかしくなる。
47年。私はとても幸せに暮らさせていただきました。
誰かのために。
この生き方はしてきたつもり。困った人のお役に立ちたい。商売の根底にある。
今までやってきたことを全部ひっくり返されるくらい心が洗われた。

筆談が終わり、事務所から出ていかれる際、車まで行って、もう一度振り返り事務所へ。
筆談を再開「今度、娘の家にもガラス交換頼みたいのでよろしくね。」と。
どうなってるの?不自由の中でも、誰かのために尽力する。
笑顔を絶やさず、恵顔(えがお)を配る。
あー、今日は素敵な一日だ。夕方6時の出来事。
そんな男に、そんな人間になりたい。いや、なるしかないでしょ。何の不自由もないんだもん