こころを動かすこと

台風24号を前に、台風養生を終え、事務処理に励もうと思うと娘から

「北中学校の定期演奏会に連れてって」

ふむふむ、そういえば来賓案内があったな

頭を使うこと(事務処理)から逃げるにはもってこいの案件とばかりに午前中、足を伸ばしてみました。

地域のボランティアに参画してる僕的には、参加してくれる中学生が演奏してることもあり、いろんな一面を確認。おもわず涙してしまうことに…

それぞれの人、それは大人であっても子供であってもそれぞれの生活の背景がある。

校長先生、吹奏楽の顧問の先生しかり、もちろん部活動に励む生徒一人一人にも。

その一部分を切りとって感情移入することがいかに大切な心の動きであるかよくわかった。

講演時間を早めるという決断をした校長先生。なによりも子供たちの感動の場所をつくった。

卒業する先輩への感謝の気持ちを表現する後輩。後輩への期待と感謝を述べる最後のステージに望む卒業生。今年度から吹奏楽部の顧問になった先生と生徒たちの人間模様。

どこをどう切っても、アツさかひしひしと感じとれる。

「音楽」は、人の心に温度として伝えることができる。

「気持ち」は、音にのせてまったくの他人に届けることができる。

「重ねてきた日々」は、音と気持ちの融合体として心に訴えかけてくる。

日々、仕事に追われて逃げ場のないこころを、たっぷり溶かしてくれました。

もし、僕がいま、生まれ変わることができたとするなら…

ひとつは、先生がいいかな。いつもアツくて一生懸命子供たちとともに生きる。

そして、音楽家かな(笑)

見ず知らずの誰かの心を溶かしたり、温めたり。

決して今の自分が嫌いだからじゃないけど…

今だ心のどこかでアツい何かを押し殺してる自分を感じてる。

若いって素晴らしいし、アツいってめちゃくちゃかっこいい。

僕のできる仕事が、誰かの心を温めることができているのなら、本当に幸せだろう。

きっと、幸せって、そんな他愛もない日常の中に隠れているんだろう。

大きさなんて人それぞれ。

見つけることが一番大事なこと。

見つけた幸せはちゃんと心の栄養にして生きていきたいものだなぁ。

今日は、どうしてもこの気持ちを伝えたかった。

なかなかネタはあるんだけどブログれない…

しかし…台風の影響が怖い(涙)