警察官とのやりとり 編

僕は被害者だ。

一生懸命仕事して、買った重機、敷鉄板。

取られたら帰ってこない。誰も保証も、

弁償もしてくれない。

ただ、途方に暮れるだけしかない。

事情聴取中の僕の口調はきっと、

いらだった、荒い話し方にだったろう。

「そんなに怒ってもらっても…」

わかる。警察の皆さんに怒っても仕方がない。

わかるけど、被害者、僕の気持ちは治まらない。

 

そこで、提案させていただいた。

被害者の気持ちに対して、「心中お察しします」

「ごもっとも」「話聞いたげるわ」と、ある程度時間をかけて聞いてくださる

お役の方を連れて現場に入っていただけないでしょうか?と。

そんな無駄な役に人員は裂けない。かもしれない。

でも…

 

誰も、被害者を救うものはいない。

物的、金的ではない「心」を救うものが。

被害者は自ら時間をかけて立ち直らなければならん。それもわかる。

ただ、ほんの少しでも、わかってくれる。話を聞いてくれる。

ちょっとした「心」遣いが、今の時代だからこそ必要じゃないか。

 

昨日、当社の事件をお世話になった警察官の皆さんは本当に良くしてくださった。

こんな僕の話に耳を傾けてくださった。

お世話になりました。ありがとうございます。

 

連休中、どんより過ごすも、楽しく過ごすも心しだい。

この間、高杉晋作の辞世の句と共に語ったのだが…

わかる…でも…

理解できる…しかし…

 

前を見て、もう一度歩き出すために見つめ直すお休みになる。

こんな時、皆様のコメントが切にほしい。

いやあ、久しぶりにへこむわ。